♪取り返しのつかないことに事に なってしまった メルトダウン♪
忌野清志郎
に「
メルト・ダウン」という曲がある。今回の事故が起きてから何度となく頭の中で繰り返された曲だ。内容があまりに恐ろしいので、自分から進んで聴くというタイプの曲ではなかったが、日比谷野外音楽堂で行われた「SWEET 2・3'S POWER TOUR 1993」での鬼気迫るパフォーマンスが記憶に残っている。そこでは謎の覆面ユニット「
タイマーズ
」の反核ソング「
Long Time Ago」も披露された。
また公認オタク本「
生卵 忌野清志郎画報
」の中でも何度も反核、反戦の問題には触れられていた(特に「
カバーズ
」発売禁止騒動から
タイマーズ
までの時期のインタビューの赤裸々さはハンパない)。
そもそも「ロック」にとって「反核」は身近なテーマだ。清志郎自身初のソロ・アルバムのレコーディングで訪れたロンドンで現地の反核運動に触れて、これは他人事ではないという感覚を持ったらしい。その当時はチェルノブイリの事故があった時期で、
ポール・ウェラー
、
ビリー・ブラッグ
などが反核運動にコミットしていたはずだ。清志郎もインタビューで「あれ以来、大好物だったパスタも食べてない」と言っていた。
また「ロック」と「反核」のもうひとうのクロスポイントはスリーマイル島の原発事故である。この時はアメリカのミュージシャン、
ジャクソン・ブラウン
、
ボニー・レイット
らが「
No Nukes
」というコンサートをニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで開催した。
当時はまだ政治的な活動には消極的だった
ブルース・スプリングスティーン
は「参加することがひとつの声明だ」と話した。コンサートの模様は
映画
となっており、日本では私が高校生の時にスペースシャワーTVで放送されたため、塩釜市の実家でむさぼるように観ていた。
そして、自分の中でそういったムーブメントの流れは、
ニューエスト・モデル
、
ボ・ガンボス
、
ソウル・フラワー・ユニオン
等に受け継がれていた。
という訳で「ロック」を聴き続けてきた自分としては「原発」と「ロック」は心の何処かで常に気になる存在だったのである。
ただし、自分が具体的な反核行動に出たということはなかった。心の中では「原発はいらない」と思っていながらも、それをアピールするということはしてこなかった。もちろん、代々木公園からの「ピースウォーク」や他のテーマのデモに参加することはあった。そして、そういったポリティクスの(政治的な)問題と「音楽(ストリートカルチャー)」を結びつけるポイントを探して「
自由ラジオ
」や「SUNDAY ELEKTRONIKA」といったパーティーの企画を続けてきたことは確かだ。しかし、決定的なポイント。「政治」と「文化」が正面から出会う機会を自分が作れたとは到底思えない。
それがこのような状況を招いているのだとしたら、私は自分自身の力不足を恥じるしかない。
今後、事態がどのように推移していくのか?それはわからないが、今はできる限り幅広く、様々な情報を収集したいと思っている。情報を収集、精査していく過程で、自分なりに取るべき行動が見えてくると思うからだ。
以下は、私はインターネット上で見つけた情報のいくつかです。アクセスいただけたら嬉しいです。
風のたよりーいわき市議会議員 佐藤かずよし
http://skazuyoshi.exblog.jp/12828796/
福島原発10基の耐震安全性の総点検等を求める申し入れ
http://www.jcp-fukushima-pref.jp/seisaku/2007/20070724_02.html
「地震と共存する文化を」~衆議院で石橋教授が原発震災を強く警告(全文)
http://www.stop-hamaoka.com/koe/ishibashi050223.html
原発がどんなものか知ってほしい
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html
またツイッターでも有益と思われる情報を配信しています。
sixsquarebridge
http://twitter.com/#!/sixsquarebridge
浜岡原発の問題や国内にある原発の数を考えると、自分達はこんなに恐ろしいところに住んでいたのか?と背筋がゾっとします。
そして、そういったことですら「ロックンロール」は教えてくれていたのです。
今はただ被害が最小限になるように心から祈っています。
IMAGINE PEACE & LOVE
川村周史
MUSIC from POWER HOUSE
PS:昨年リリースされた最新アルバム「
Baby #1
」のラスト・ナンバーが「
メルトダウン (2010)」であった。当初、アルバムを聴いた時、何故この曲が最後なのだろうか?と少々違和感があったのだが・・・今となると・・・。ロックンローラーは警笛を鳴らしていたのだろうか?
Baby #1
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